クライミング ホールドのメーカーと種類紹介(その4)

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久々にホールドについてのお話です。
かなり久々過ぎて前回の内容を読み返しましたが、今回はIFSC以外のホールドの紹介をすることになっていますね。

ハッキリ言って世界中のホールドメーカーを知っている限り数えると100を有に超えてしまうため、紹介していくときりがありません。
ということで、今回は当社が取り扱っているメーカーを紹介していきます。

OM HOLDS

OM HOLDSは昨年までMOVE HOLDSという社名でした。
MOVE HOLDSの代表はワールドカップ等の数々のリードコンペでチーフルートセットをしているJan Zbranekです。
2020年にルートセット業に専念するために、弟のJan Šolcに事業を継承してOM HOLDSに社名を変更しました。
さすがIFSCのチーフルートセットをしているだけのこともあり、どのラインナップも現代のコンペシーンで必要なムーブの組立・構成が考え尽くされたサイズとシェイプをしています。

Bavaria HOLDS

ドイツのホールドメーカーで元々はバイク等の樹脂成型を得意としているメーカーです。
純粋なホールド専門メーカでありがちな低品質で無検品といったことはなく、部品製造メーカー
という側面を持つため、極めて品質の高い材質をしっかりと検品しています。
ハンドサイズのホールドは全て自社開発のポリウレタンを使用しており、他のメーカーと比較して
恐ろしく軽いホールドが特徴的です。
そして何よりもポリウレタンの弱点でもある低フリクションを改善する意匠加工もされており、
ドイツというお国柄なのか(?)日本人と似たような細かい拘りが随所に見受けられます。
2020年にはドイツの代表選手権にも使用されており、着実に実績を残しており、当社の取扱いホールドの中でも代表的なホールドメーカーです。

Thrill Seeker Climbing Holds

前回紹介したIBEXの創始者Dario Stefanouがシェイプを担当しており、随所に彼のこだわりと
長年のクライミング経験が生かされたシェイプが見受けられます。
製造は全てCompsite-Xに委託しており、品質・価格としても安心して使用できるホールドメーカーと言えるでしょう。

Vertex Climbing Holds

創設者のBlaga Valchevaは学生時代の専攻科目を彫刻科で過ごしており、スポーツクライミングと
自身の世界観を融合したシェイプは他のメーカーには無い芸術性を感じさせます。
こちらも製造は全てCompsite-Xに委託しており、品質・価格としても安心して使用できるホールドメーカーと言えるでしょう。

ホールドメーカーまだまだありますので次回は残りを紹介したいと思います。
今回ご紹介したホールドはこちらからご購入できますので気になる方は覗いてみてください。

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